本文へ移動

いぶりがっこについて

いぶりがっことは

「いぶりがっこ」とは、漬物として使う干し大根が凍ってしまうのを防ぐために、大根を囲炉裏の上に吊るして燻し、米ぬかで漬け込んだ雪国秋田の伝統的な漬物です。秋田の方言で漬物のことを「がっこ」と呼ぶことからその名がつけられました。

奥州食品のいぶりがっこは、楢の木や桜の木でいぶり上げ、独特の香ばしい木の香りがかもし出されます。
また、原料となる大根は契約栽培農家から仕入れており、昔ながらの漬法で一本一本じっくり米ぬかで漬け込んだ、懐かしいふるさとの味です。着色料・保存料を一切使用していないため、安心してお召し上がりいただけます。

素朴で風味豊かないぶりがっこ

いぶりがっこは、同じ大根を使った漬物「たくあん」とはまた違った旨味が感じられます。噛めば噛むほど燻製の香りが口の中いっぱいに広がり、ぱりぱりとした食感も楽しめます。
ご飯やお茶はもちろん、日本酒やワインなどにもとても良く合います。

全国的にも有名になってきた「いぶりがっこ」は、秋田県内のホテルや旅館、飲食店だけではなく、全国各地の飲食店関係者様より好評をいただいております。
個人のお客様から業務用まで幅広く商品を取り揃えております。素朴な味わい、奥州食品のいぶりがっこをどうぞ御賞味下さい。

いぶりがっこができるまで

確かな勘と、揺るがぬ自信。これすべて基本から。
今も昔も変わらぬ手作業があって、創業当時からの「基本」の味わいが守られています。
①大根抜き作業
契約栽培農家が育てた大根を、人手で1本ずつ抜き取っていく。
②大根水洗い・大根縄編み作業
入荷された大根を冷水で手洗い後、満遍なく燻製するため太いものから細い順に大根を手で縄編みしていく。
③いぶり燻製作業
縄編みした大根を燻製工場で吊るし、楢の原木で4昼夜の間燻して香りを付けるもっとも重要で過酷な作業。
④漬け込み作業
燻製終えた大根を当社秘伝の米糠に漬け込みをする。
⑤米糠床からの搬出作業
長い眠りから目覚めた大根を糠床から出す工程。いぶりがっこの味と色合いの出来を左右する緊張の一瞬。
⑥ガス抜き作業
糠床上げの製品を水洗いして、両サイドをカットしガスを抜く工程。不良品チェックも同時に行う。
⑦商品選別作業
各サイズごとに分別する工程。
⑧商品袋詰め作業
各サイズごとに袋詰めされる工程。色々なサイズがあり、単純でも一つひとつ手作業のために目が離せない作業。
⑨袋詰め真空パック作業
袋詰めされた製品を真空パックする工程。異物混入チェックも同時に行う作業。
⑩殺菌作業
真空パックされた製品を殺菌する工程。長期保存可能にするための重要な作業。
⑪除水作業
殺菌された袋詰めの外側に付いた水滴を取り除く作業。
⑫完成品

いぶりがっこを使ったおすすめレシピ

調理レシピ/「現代の名工」日本料理人 山本 省三氏

山本省三料理研究所 所長 [横手・東京事務所]

調理レシピ/料理長 笠原 将弘氏

東京・渋谷区恵比寿 日本料理店「賛否両論」
(有)奥州食品
〒019-2521
秋田県大仙市協和稲沢字稲沢16
TEL.018-894-2455
FAX.018-894-2465

※お問い合わせ等は、お電話でも承ります。
TOPへ戻る